November 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

【ゆず日誌】あなたのまつ毛の位置なんて結局私が決めてしまうのだから

【ゆずのメイク日誌】

こ存じの方もいらっしゃるかと思いますが・・・私、数年前、美容外科の師長をしていたことがございます。

師長とは名ばかりで、せっかくの看護師免許が良心と共に腐り落ちてしまいそうな、セールスマン的要素を評価される業務内容に心を痛め、既に完全に足を洗いましたが・・・、

その当時の経験が、皮肉にも今、変身メイクのお仕事に随分役立っているという自覚があります。


テーピングで皮膚を伸展させたいというリクエストには、

医学的根拠に基づいた筋層の走行の角度を計算したり、
テープの端は角からはがれるので丸く切るべしなどという指導が出来る

のも、長年のオペ介助とドレッシングの経験から得た知識ですし、

メザイクで二重の作れない原因が、たるみなのか脂肪なのか眼瞼下垂のためなのかという判別も一目でわかります(医師でないので法律上「診断」は出来ませんが)。


さて、前の日記の続きです。

私はメイクのお仕事で、モデルさんの瞼に二重のラインを「描く」という手法をよく用いますが、最初の頃はどんなモデルさんにも同じ様に、普通のメイク教室で学んだ様な基本に忠実なメイクを地道に施しておりました。


年配のモデルさんが多かったこともあり、かなりの試行錯誤を繰り返しました。基本通りのアイラインをまつ毛に沿って引き、アイシャドウで丁寧にボカしても、モデルさんが目を開けると、頑張って描いたはずのアイメイクは、いともあっけなく全てたるみの中に隠されてしまうのです。

開眼して見える位置までアイラインをどんどん太く描き足し、ようやく正面から見える高さにラインが出てきたと思いきや、モデルさんが目を伏せるとまぶたの下半分以上が真っ黒!? これでは自信を持ってお出かけに送り出すことが出来ません。

そこで生み出されたのが、最初に開眼時の目の上にラインを描いてしまうこと。特殊メイクにおいて、本来のまつ毛の位置など二の次です。

開眼時にまつ毛に隣接するラインがアイライン、そこから上下をいかに自然にボカしていくかに絵画的要素を発揮すれば出来上がりです。


さて。前の日記に門脇麦ちゃんの画像を勝手に使いましたが、私個人的には正直言って好みのお顔ではありません。個性的ですよね、味がある、ちょっと惹きつけられる何かはありますね。

そうだ、あれを観たのよ、私。「愛の渦」。「猫侍」と「愛の渦」を、もうだいぶ前のお話ですが、同じ伏見のミリオン座で演っていたのをどちらも一人で観に行きました。

突っ込みどころ満載だったわよ!モヤモヤだったわ。ネタバレになってはいかんと思いましたので日記にはすぐに書かなかったのだけど、今ならもういいかしら。


というわけで、次の私の日記に「愛の渦」のレビューを書いてしまいます。あ、乱○パーティーの映画ですわよ。もう、なんなの、あれは!
pagetop